下半期へいざ突入

湿度や気温についてぎゃーぎゃーぴーぴー泣き叫んでいる間にも時間はどんどんすぎてゆく。
気が付けばもう一年の半分を終えてしまいました。
かなしい。
2010年がお別れ支度を始めているような気がして、どうしようもないのに焦るばかり。
とっても充実した上半期をありがとう2010年。
残りのはんぶんもどうぞよろしく。

下半期最初のイベント。
前の職場の後輩に会った。
以前、スキンフードのネイルクリーム*1をくれた彼女、今回もまた、素敵な香りのお土産をくれました。
瓶の中でこまごまして見えるのは全てキャンドル。
蓋を開けると波平の頭頂部さながら、ちょろりとろうそくの芯が待機しています。
ここに点火しろとおっしゃるのか、作り手の意図がとても疑われる。
点火する、それすなわち、このきゃらきゃらした愛くるしいパステル達が溶けて癒着しあうということ。
香りを楽しむだけではいけませんでしょうか、髪振り乱してすがって、膝を地面に擦り付けている心境。
いっそこのちょろりを引っこ抜いてなかったことにして、知らんぷりで香りだけをくんくん楽しみながら暮らしてゆこうか、とちょろりに手をかけたけれど、できなかった。私できません。
半分ほど引っ張ったところで、何か小動物を殺めているようなどうしようもない罪悪感にさいなまれました。
小粒パステルたちの悲鳴が聞こえたような気がしました。
そうだ、彼らをキャンドルたらしめているのは、この芯だ。
この芯が無かったら、彼らただの蝋の塊ですもの。
危うくまたアイデンティティの萌芽を摘み取るところでした。
なんかごちゃごちゃと書きましたけれど、要はなおちゃんかわいいお土産をありがとう、ということ。


愛用のがんこちゃんに、私からお土産。
まあ素敵なお召し物ですこと。