おしゃれな美容室に行く。

明日、美容室に行く。

引っ越して困るのは、病院と美容室。
だって、行ってお世話になってみるまで分からない。

今回お世話になる予定のお店は、HPに内装のテーマを「おしゃれな女の子の部屋」と載せています。
なんて勇敢なのだ。
他に言いようなんていくらでもあるのに、イマドキクッション言葉で「○○的な」とか「○○風」だとか何とでも言えるのに、ともすればボキャブラリーが貧困だと思われてしまいかねない「おしゃれ」という言葉のチョイス。
もう逃げられないじゃないの、「おしゃれ」だなんて。
向こう見ずな言葉の選び方に若々しい血潮を感じます。
「さぁ、来い!おしゃれにしてやるぜ!!」という魂の叫びが聞こえるようです。
そうか、ならばこちらも覚悟を決めて行きましょう。
おしゃれをしてゆかねば左手でザンギリ頭にされる覚悟で臨まなければ。
シザーを握る彼らはさぞかしおしゃれなことだろう。




今閃いた。
明日の私は23歳、ということにする。
さすれば、わざわざ「若くしてください」*1と言わずとも、ごく自然に若々しく*2なれる。
すごい、一種の発明かもしれない。

決意:カルテに勇気を出して「生年月日:1987年10月6日」と書く。



余談ですが、やたらと美しい私のイトコが美容室のことを「散髪」と言う。
これこそお洒落。

*1:ほぼ毎回言っている。勿論、今回も言うつもりでした。

*2:「若くしてください」と言うとやたら分かりやすい若さを押し付けられがち。「前髪をぱっつんにすれば若く見えますよー」それは幼くなるの間違い。私が言いたいのは若い感性が求めるような髪型にしてくれということ。