エイミー・ベンダー

燃えるスカートの少女

燃えるスカートの少女

わがままなやつら

わがままなやつら

「燃えるスカートの少女」がとっても良くって、続く「わがままなやつら」も本当に良くって、どちらもとてもとても良くって、「良い」なんて短い上にすかすかな言葉を使うことに心底うんざりするけれど、やっぱり良くって。

私自身の見えない徴

私自身の見えない徴

「わがままなやつら」の時もそうだったけれど、開くのがとてもとても怖い。
突き放されたらどうしよう、今までとんでもない勘違いをしていたんだったらどうしよう、いろんなことがごっそり覆ったらどうしよう。どうしよう。
素敵な装丁と、相変わらずの魅惑的なタイトルが毎日おいでおいでをするけれど、手に取るばかりでページが繰れない。
装丁を眺めては、あらすじを読んでは、また置く日々。


こんな感じをどこかで体験したなあ、いつだったか、どこでだったか、と思ったらそれはどうも恋でした。